ダッシュでキャンプ行きました

まーばがすごい勢いで復活しつつあって。
車いすの蝶野はやがて杖で歩き、すぐさま家の中では杖無しです。
最初はおぼつかなかったけれど、今では両手に湯呑をもって歩くという達人になっています。
これもひとえに何でもしない私のおかげでしょう。あはは!
ということで駆け足でキャンプ。


7月9日
目的地は、ずッと行きたかった美深です。
でも色々準備とか兼ね合いがあって夕方18時も近くなってから出発。
今夜は月形キャンプ場で。

日が沈む前にタープ張らねば。
お気に入りの場所にはオシャンティなオレンジ色のティピ型テントとタープ、くつろげそうな椅子のお隣さんがありました。
たった2人のキャンプ場です♪
私のほうが水場寄りであったのでその方が通りかかります。
素敵な紳士でした。
毎年3か月も北海道で過ごされているそうですがスタイルはきちんとしてマナーもばっちりな雰囲気。
すこしお話ししましたがなんと!
昨年の北海道大台風の時南富良野にいて車を流されたそうです。
偶々一緒だった知人の車も水没、お釈迦になったそうでした。
でも来るんだね、車買い換えて♪
76歳とおしゃっていましたがなかなかにきりっとされている方で、お話ししていて楽しかったです。

で、今夜は満月なのよ まさに月形?
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暗がりになるころようやく準備完了。
晩御飯は自作七輪で焼肉だよん。
七輪の高台を忘れてきたけどかまわない。
腹ペコだ。
写真は忙しいから帰りのお楽しみ♪
で、翌朝紳士と別れて私は一路美深に。



7月10日  着いた 月形から200キロ
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暑い日でした。
30℃を超えて、湿度は70%以上くらい。
でも雨降っていません。
予報ではキャンプしようと思っている日はすべて雨。
ついてるじゃんね、晴れてるもん。
で、図に乗って洗濯。
物干しのワイヤーを張り今日着ていた服をさくっと洗ってパンと干して。


キャンプ場は大きな天塩川(引き込み?)を渡って入ります
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着々タープを張ってMy七輪をこんこんと。
降られてもいいようにタープの中です。
ああ、雲が厚くなってきた。
だんだん夜になるのだわ。
車内に物干しをつくって洗濯ものを取り込んだ途端に白煙が上がるほどの篠突く雨。
見る間に足元に水が溜まり、こぐほどの深さに。
載せられるだけいっぱいに荷物をテーブルに避難。
でも七輪は逃げられない!
風を伴い雨が吹き込むので全身濡れていきます。
と、そこで風がスッと息を吸い込んだような…。
タープは一瞬すぼみ、そしてまた吹かれた途端、一か所のロープが外れました。
ぐらりとタープが倒れる、そこには七輪が。
大丈夫、私はちゃんとタープを手繰って難を逃れました。
けれど私も荷物もずぶぬれ。
そしてカンカンにおきていた炭を抱いた七輪は急速な冷めのために亀裂が。
でも火事にならなくてよかった。
火事になりようもない土砂降りでしたが打たれながら安心しました。
40分くらい降ったかな、それから上の下くらいの降りに。
土砂降りの雨の中タープをたて直してとことんずぶぬれなので着替えを抱えて温泉に入り直しました。
もう寝るしかないっしょ。


7月11日
立派な雨。
温泉とキャンプ地をテクテク歩いているだけですがそれなりに楽しい。

7月12日
ゆっくりと出発、雨あがりました。
帰路途中にホタルの里キャンプ場というのがあり、とてもいいところと聞き及んでいたのでそこを目指していきましょう。

走り出して20キロもいかない頃「紋穂内駅」の表示。
読めないので行ってみようっと。
もんぽない」と読むんだそうです。
どさん子の私でも駅に着くとは思えない道筋。
駅の話はまたこの次ですね。
で、道草したので急ぎましょう。

まあ随分と走ってあと50キロも走れば月形というあたりで分岐。
コンビニがあったのでそこで情報を、と思いましたらそこはオートキャンプ場だと!
ケチケチ旅なのでそれは無理。
引き返しつつ考えます。
もう夕方になっちゃうね。
初日と同じ轍を踏むね。
迷う暇はない、よし月形にむかおう。
結局200キロの振り出しまで戻ることにに。

なんと、紳士は雨を嫌って移動せずにおられました。
懐かしいような気持ちでご挨拶。
今日は一張テントが増えています。


タープを張ってすぐビールだ!
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さ、ひびが入った七輪だそう。
わざわざ作った高台を忘れてきたので考えた。
火消し壺に載せればテーブルにあげても大丈夫なんじゃないの?



これが結構よかったです ひびは帰ってから補修します
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実は今回、ギターを持って行ったのですが一度も出せずに最終日です。
ようやく落ち着いて遊びました。
ちょっと酔って、たのしかったな~。

そして7月13日朝
我が家まで50キロほど。
早々に撤収して我が家の朝食時間に間に合うように帰宅。
4泊5日ですが実際は遅出、早戻りで4泊3日くらいかな。
雨でも何でもキャンプはたのし~。



憧れの美深キャンプ場はちょっとがっかりでした。
長期に滞在している人たち、考えてください。
生活感丸出しで、それはキャンプではないでしょう。
キャンプ場の形態が崩れていると感じました。
あなたたちの村じゃないよ。
美深町は考えたほうがいいんじゃないの、と思ったキャンプ場でした。
残念。





この次はチミケップに行きたいです。
今シーズン、かなうかしらね。