焼き物に淫して  釉薬をかける編

釉薬とは微粉末を水で均質に混ぜたものと思ってください。
ですから、よく混ぜてやっても時間がたてば沈殿します。
かき混ぜて均質にしながら使うわけです。
もちろん、粉末のまま使用したりということもありますが、基本線で。
そして、他の釉薬を扱うときは必ず手や道具を洗い。混濁を防ぎます。

先ほど、21時撮影。
すでに凍結してしまっている沈殿した釉薬です。
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粒子があるために段々と手の皮が薄くなり、やがて破れてひりひり。
しかも、爪のヘリは黒ずみ皮膚はかさかさになり、人に見せるのもはばかられます。
凍るのをようやくとどめているだけの冷たい水の中に手を入れれば荒れた傷に染みます。

けれどそれは高温によって溶けガラス化し、温度が下がってゆくときに定着して命が始まります。




昔のきり吹きと同じ。
ひとつの方法ですがやはりこれも粒子があるために吹きづらい。
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腹痛で吹くのはとても厳しかったです。
吹くだけで頭がくらくら。
釉薬かけが終わる頃には唇も心なしか腫れています。




窓はすでに結晶を作り始めていました。
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昨夜、どのようにして2階の寝室にたどりついたか不明。
10時間くらい爆睡、気がつけばベッドで寝ていました。
頭もつかの間解放されているので本日派遣仕事も軽快。
焼き物に淫していればこそ、といえばかっこいいですがただただ疲れて眠ってしまったのでした。
いやはや先がおもいやらっれますな。









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