夏至がくると…

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夏至になりました。
夏至がくると冬がすぐそこに来ているようでさみしく、季節の終わりを考えてしまいます。
かたや冬至は如何に吹雪いていようと、もうすぐ春だと信じます。
根っからの農耕民族の血は濃いのです。

夏至少し前に札幌祭りも終わり、同じ頃アカシアの花も盛りを過ぎて華吹雪になります。

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先生のおひざ元にいた頃の通勤路はヨーロッパのような公園を抜けてゆく、素敵な往復の旅でした。
過ごしやすくなった季節の中、アカシアの香りを浴びながら。

そして帰路、花房をいくつかもぎ取ります。
花房を天ぷらにしていただくのが私の決まりでした。
 
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さて、またぞろ北への旅の支度をしているあなた様。
今年は寒いよ!…きっと。
だってね、今年の春はタンポポをみられなかったんですよ。



毎年5月20日頃咲き乱れるたんぽぽ。
我が家の前庭です、借景ですけれど。


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大げさではなく、一度に牧草地全景撮影することが出来ない広さです。
そこが一面たんぽぽ。
かように美しく咲き乱れます。
しかし、今年は咲きませんでした。
牧草地だけではありません。
畦道も路肩にもまばらに咲くだけ。
タンポポのみならず、あの花この花咲ききりませんでした。


そして心配な強風。
今年は竜巻警報が頻繁に出ています。
きっと風が強い年なのです。
だって、鴉の巣が例年より低い!

論拠ないけれど農耕民族の血が騒ぎます。
昼夜の気温差が激しすぎ、かくして私の夏はまだ来ぬ間に夏至と相成りました。

冬着を忘れずにおいでませな。






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