またまた岩尾内に行ってきました・間延び3完結

間延びしましたが岩尾内完結編、深い意味なく。

岩尾内キャンプ場はとても懐深くゆったりと広いのです。
で、私は林間に陣取るのが好きで、視界が湖にむかって開き、その視線の先にテントがないところを選びます。
テントは少ないのが常ですが、皆無ではないので方向を考えるわけです。

到着した夜、土曜日であったために広くあいた方向にはキラキラ電飾を付けたテントがあり、連休の混雑を予想して端のほうに陣取りました。


センターハウスから遠いです
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これでも十分広いと思われるでしょうがもっとうんと広いのです。


知らなかったのですが明後日岩尾内湖のお祭りということで到着翌日じわじわとテントが増えてきました。

でもまだまだうんと広いよ
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奥のほうまでテント見えますがこれもほんの一部なんですよ。

う~む。
我ながらなかなかいいポジショニング。
両隣が埋まっても私の選んだ視界は80パーセントは確保されるだろう。
案の定見える範囲でも100張りくらいはあります。
しかもどさん子ファミリーキャンパーの装備はカタログのようになっているので、タープもテントもで~っかいの!
旅人のそれとはキッパリ一線を画して、すべて大がかりと思っていただきたい。
それが100は軽く・・・。

しかし岩尾内はそれをすべて受け入れてなおセンターハウス裏にも表と同じくらい場所があります。
一番人気はやはり湖側ですので着々埋まってゆきます。

でも私のポジショニングは完璧、視界確保♪
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人がたくさんのキャンプ場にはあまり好まない私ですが、たくさんの人がいても一人楽しく周りを気にせずいられるのでとうとう周りが埋まってきても平気。
視界は確保されています。

ところが薄暮になったころ。
私のタープの前の二本のの白樺。
の根元は少し傾斜していて根もごつごつと出ているのですがそこに車が・・・。
小学生くらいの子二人と相応の年齢くらいの両親と思われる。
そしてテントを組み立て始めました。
そう、白樺の根がごつごつとした傾斜のところに。

そこに張る?!
きっと組み立ててからすぐ横の平地に移すんだね。
そう思うでしょうが、普通。

でもあやしい。
すべてがおニューだ。
「組み立て方わかるの?」と奥方の声。
あちゃ~・・・。
私はすでにランタンを用意してあり、火をいれるばかり。
とうとう暗闇になり、でもまだ明かりもつかないテントだ。
やがてようやくの事タープも完成。
すっかり暮れた中、今度はダッチオーブンとなにやら下げて炊事場方面へ。
わかるよ、安息への道のりは遠いね。
そして位置は変わらずごつごつの上です。笑

かくして80パーセント確保をもくろんだ視界は60におち、でももう夜なのでちょっと椅子の向きを変えて解決しましたとさ。


私一人だけの貸し切りだったこともある岩尾内の初めて見る姿と初めて知った社のない神社。
ダムの歴史が人間のそれと実感としてつながったキャンプでした。


明けて祭り当日は早々に撤収。
天塩川などながめつつ、新しい道を探しながら帰ってきました。
ようやくおしまい。