いち
ヘッダーの仔猫は「いち」という名前。
4匹生まれたのですが、このころいちは目が見えていませんでした。
姿を見るようになったときすぐ見えていないことがわかりました。
まったく不用心で、高いところから落ちたり、ぼんやり危険なところに座っていたりしました。
みれば手ごわい手ごわい目ヤニ?!
とってやれば見えるかしら?
それから数日朝となく夜となくふき取ってみたところ、少し姿を追うようになったのでよかったのですが変わらず不用心です。
ぼんやり日向に座っていたりするので心配でした。
はたして忽然と消えてしまいました。
母猫と
この4匹の仔猫たちはすべていなくなりました。
この子たちの前の季節の子、墨攻も三毛ランジェロもすでにいません。
狐、猛禽、カラス、アライグマ…。
中心となる大人猫も3年くらいで入れ替わってゆきます。
小屋をつくって寒さと飢えの対策をしてもなお生き抜いてゆけない暮らし。
せめて溺愛しましょうか。
狐もハヤブサも生きてゆかなくちゃならないのよね。