2017歯いた作品展ツアーその2

6月8日。

7時半頃上陸した私はまず市内地図を手に入れようと至近のコンビニへ。
なにせひっつかんできた地図は北海道地図だったので。ぐふっ!
なんと!
売っていないのですっかり忘れた道を行き当たりばったりになりました。

本日のお宿、独身美人のお宅に早朝ドタドタと押しかけ、朝ご飯などちゃっかりいただき。
会社が開くのを待ってお茶道具屋さんに。
午後3時には搬入の打ちあわせなど終わりまして。


今日のうちにどうしても会いたい友人があります。

まずは連れ合いを亡くした友人のところにどうしても行きたい。
花束を抱えて訪った私に、昨日も一緒であったようにその大切な最期を語る。
失った家族、増えた家族。
そのいずれの物語も彼女が語る穏やかな口調によって救われる。
訪えてよかった。


そして。

ためらいながらも訪ねた恵さん。
秋田で仕事をしていたとき、私をとことん助けて働いてくれた素敵な女。
あるときを境にたもとを分かって、18年ほどもそのままになっていました。
近くまで行って予告電話。
玄関先まで行って到着電話。
マンションの玄関を走り出してきた彼女はまっすぐ私に突進して私を抱きしめた。
私とておなじで、その瞬間どんな言葉で再会を語ったのか。
お互い覚えがないです。
私たちは泣いていました。
それから30分ほど会話し、一気に時間をさかのぼり、無くしたものを見つけた思いでした。
この後滞在中とことんお世話になってゆきますがまずは先を急ぐ本日です。

もう一人、私より一回りほども年上なのですがメチャゴージャスで美人で知的な。
まるで私の友人とは思えない彼女に会いに。
彼女もまた忙しい合間に診察室から出てきて私をハグ。
仕事中なのでクールに、でも思いがいっぱい。
だって、「生きるテーマは愛」と言葉にしてはばからないかっこいい女です。
会期終了後、もう一度作品展を開いてくれた彼女。
後にまた詳しく。


そしてまた駆け足。


これまた美人で阿木燿子さんをちっと日本的にしてもっと美人にしたような彼女。
予告電話で家の外に立っているのが遠くから見えました。
右に左に前に後ろに。
ジタバタと私の到着を待っていてくれる彼女。
暖かな毛布にくるまれているように感じる彼女のことば。
彼女もまた、会期中複数回きてくれました。
美人なのに自転車に乗って!あはは。


そうこうしているうちに宿泊先の美人からメール。
ああ、もうこんな時間。
戻って今宵宿飯の段取りせねば。
いや、私が段取りするわけではありませぬが、美人のところに帰らねば。

てなもんで彼女と買い物に行き、おいしいご馳走をつくってもらい何もしないぐうたら亭主のようにゴチになってよがふけちゃったのです。
彼女は美人であるがために世の常で体がちょっと弱かったりして。
骨密度は濃くても体調を崩さないようにせねばなりんませんのさ。
とても心配です。

なのに私は予定量の酒を飲み、予定以上のごちそうを食べ。
いやはやなんともありがとう。
しかし。
友人は皆美人なのになぜに…!?


明日はあさから搬入です。
力はあるんだよ!







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