2017歯いた作品展ツアーその3

6月8日夜

美人宿主のところでぐうたら亭主をし、ぼちぼち寝ないと叱られるかもと思い始めた頃携帯が鳴る。
音楽はプラトーン
美人宿主、のけぞる。

恵さんからだった。
恵「明日搬入の手伝いは誰かいるの?」
歯「いませ~ん。」
恵「…へば手伝いにいぐか?」
歯「よろしく!」

ここで注釈ですが、恵さんは女優ですからきっちり共通語で、アクセントも正しく発音できます。
でも、比較的アクセントにうるさかった(完了!)私を秋田弁に仕立てたのもまたこの人です。


そして翌日6月9日
12時間ほどの搬入、展示作業に突入してゆくのです。
恵さんの実力はさらに増しており、展示位置決め、値段付けなどてきぱきてきぱき。
何も言わなくても私が思っている位置に作品がおさまり、弱気で値段を付けることがためらわれる私にビシビシ。

搬入作業ほぼ完了して帰宅する車の中で彼女が言う。
恵「ほんとにあれを一人で並べようと思ってたんだか?」
歯「そうで~す」
恵「ばがでねえ!!」
恵「なしてさいしょがら言わねの?!ばがでねえ!!」
恵「へば明日9時な。」てきぱき。

マンションの前で彼女をおろし、さて!
世の常病弱美人宿主のところに急がねば。
門限21時を初日から破るなんて。(私の気持ち門限ね)

こうしてお宿に駆け込み、たんとごちそうをいただいて大至急一杯飲んじゃってお風呂もいただいてお布団に潜り込んで搬入日終わり。
美人宿主は先寝ちゃったし。^^;
書けば簡単。
巻き込まれた人は讃嘆。
でもとにかく明日から始まるんだ。

明日を思えばほとんど眠ることが出来ない夜でした。