2017歯いた作品展ツアーその6

翌朝ゆるりとスタート。
恵さんは稽古場に、私は山形に。
一緒に駐輪場までおりました。
歯「自転車、どれ?」
恵「これ。(ガチッ!)あれ?あがねー。(ガツッ!)あー。これ違う~。」
歯「わはははh~!どれよ?」
恵「あれ?ねー(無い)。…わがった。昨日帰りに雨降ったから駅さ置いてきたんだ」
しっかり者の恵さん、私と一緒にすっかりふぬけて、さあ出発。


山形県飽海郡遊佐町吹浦(やまがたけんあくみぐんゆざまちふくら)
鳥海山登山口、大物忌神社、日本一の岩ガキ、箱庭のような美しい風景、酒蔵、伝統ある行事の数々、月光川(ガッコウガワ)に置かれた「おくりびと」の椅子。
枚挙にいとまがない。


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そして、何より大恩ある人とよく来たなとむかえてくれるたくさんの人達がいます。
恩人は、私の計算では現在90歳のはず。
今でも人が集う場所を提供しています。
その付き合いはすでに30年を超えて、私と同様それぞれにいい齢となっていますが札幌ナンバーの車を見つけて玄関を入ってきてくれます。
恩人のおかげで皆さんにもあえて、とても楽しい時間、昼となく夜となく。
夫々に介護や自身の病気と闘っていたりするけれど、楽しく楽しくその時を過ごしてくれます。
ここでも私は半端ない優しさをいただいて幸せなのでした。


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この小さな町の恩人の家に二泊もさせてもらったのに、すぐ傍の港にも行かずぬくぬくとぬくもりに包まれて過ごしました。
ぜんぜん作品展ツアーというタイトルはずしてますけど楽しかったので。

夜に恵さんから電話。
「明日10時までに秋田に帰ってきてください。会わせたい人が居ますから。」
ということでご馳走の入った大きなつづらを背負って秋田にもどりました。
この先もまだまだたくさんのことがあるのですがもう飽きられていそうなのでこれで最後にしましょう。

来年の作品展会場を決めて予約しました。
だから来年も行きます。

フェリーで港を出る時、意味もなく港を写しました。
航跡を写しました。
遥か鳥海山を写しました。
風力発電の風車を写しました。
どうということも無い写真なのですが、今見返してもなおしみるのでした。



おわりましょ~っと。
とっぴんぱらりのぷ~。