また一つ窯仕舞いです
今日のことです。
古くからの友人に30年ぶりくらいで再会しました。
友人は定年で帰道してきており、ようやくの事。
その母上様が陶芸をやっておられたのですが亡くなられ、その窯仕舞いのために出かけて行ったのです。
一生懸命、試行錯誤の跡が見える道具や材料が並んでいます。
ほこりをかぶって、主が去っていることが伝わりさみしいものです。
電気炉、電動ろくろ、セラローラー。
釉薬のバケツもたんとあります。
どれほど夢中になってやっていてかと思われるものが並んでいました。
久方ぶりの友との語らいも埃の中で作業しながら駆け足で。
電気炉はこんなんです。
完全マイコン制御。
内部の傷みはほとんどありません。
熱線はしっかりしています。
電動ろくろと一緒に窯の貰い手を探しているところです。
お望みの方はありませぬかや。
連絡をください、詳細お知らせします。
我が家に着いたときはすでに暗く遅いシャッターに手が揺れるのです
明るく写っていますが周りはすでに暗いのです
かなりの重量です。
走行途中何か薬品がこぼれているにおいがしてきましたがそのまま走行。
怪しいものはわかっているので到着しておおむね撤去。
早着きで、もしかしてどこかでお茶できるかと積んでいった道具は使わずじまい
窯仕舞いは寂しいけれど、久方ぶりに友人に会うことが出来、落ち込まずにいられた今日でした。