2014-11-04 迦葉 詩・短歌・俳句・川柳・ことのは #短歌 一粒の卵のような一日をわがふところに温めている 柿の木の梢(うれ)から落ちてたっぷりと浮世の夢を味わいにけり 死ぬほどの悲しいこともほがらかに二日一夜で忘れてしまう 父親の広い背中にゆび先で伊呂波を書いて当ててもらった -