さきがけ渋谷区

渋谷区議会の総務区民委員会が同性カップルを結婚に相当する関係と認め、「パートナー」として証明書を発行する条例案を賛成多数で可決したそうです。
後は31日本会議での可決がなされれば4月1日から施行されるということです。

単純に良かったと思っています。
愛した相手が同性であったというだけで、不自然なことではないと考えている私です。

条例が本会議で可決され、渋谷区に住んで仕事がそこにあったとしてもご本人たちに容易な道はなかなか開かれないと思います。
マスコミを通してカミングアウトしている増原さんと東さんは今、新しい理解者と、新しい反対側の人たちによって大変な思いをしているに違いありません。
この条例にかかわりなく彼女たちは2013年に結婚式をしています。
二人でウエディングドレスを着て。

その愛は異性でも同性でも同じ価値を持ち、共に暮らすさまざまを求めて当然と思います。



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この写真は私の友達カップルです。
私がつくった彼らの遺影です。
友達の間ではカミングアウトしていました。

突然の病に襲われた彼ら。
意識のもどらない状態の彼を長い長い時間守り続けた彼。
渾身の愛というものを初めてみたように思います。
最期を看取り、そしてその孤独に耐えられず数ヵ月後には酔いつぶれてこの世を去りました。


フィラデルフィア」という映画がありました。
トム・ハンクスアントニオ・バンデラスが恋人。
やはり死に別れするのですが、最期は親でも兄弟でも無く、パートナーでした。
同性愛の映画で素晴らしいものはたくさんありますね。


もし生きてこのニュースを知ったら、私たちは何時間も電話で語り合ったに違いありません。
彼らの話、次回も書こうかしら。











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