今年もあえたね 後編

さあ、再会にまいりましょう。
なんたって腹ごしらえからはじめたので余裕です。
晴れ渡り、十勝の春らしい強風吹きぬける中すすみます。

遠くにはサホロ岳。
昨年の帰路、スキー担いで短い1本滑ったスキー場が見えます。
イメージ 1

彼女は1昨年終わりころからホームに入りました。
昨年1度会っただけのホームの方が当然のように「あ、どうぞ」
連絡もせず行ったのに「○○さんお客さんだよ~」
すごいですね。
何故わかったんですかと聞いてみたらこれまたケロリと「去年来たでしょう」

当の本人はしばしポカンとしています。
ようやく笑顔になって深い深いところに沈んでいたものが動いているのが伝わる。
瞳が乙女のようにきらりとしていたずらっぽく笑う。
不自由な手で私の手を握る。
会話はすでに同じところをぐるぐる廻っているけれどそのたび眠っていた何かを見つけてくる。

一緒に創った焼きものの話、詠んだ歌の数々、共通の知人の消息、一緒に食べたご飯、失敗した料理、10年で死別した夫の話、その夫が研究していたものの話、育てた子の話…。

その話、みんな知っているよ。
友達になってから何十回も聞いてきたから。
だから、来年も話してね。

別れ際、手紙を書きたいところがあれば代筆するよ。
身内への感謝と愛ににあふれた彼女の言葉をはがきに書きとめる。
宛先は知っているさ、長い付き合いだからね。




少し沈んだ気持ちをなんとかしましょう。
すぐ近くにブログ友達が良く利用しているライダーハウス
みなさんまだこんなでしたよ~。
イメージ 2



BBQハウス、今年はもう利用が始まっているんですね、早!
横に見えている白っぽいものは雪ですよ。
イメージ 3

           イメージ 4




さあ、帰りは何処を走ってゆこうかな。
とりあえず狩勝峠方面に進みます。
サホロ岳にも寄ってみますか。
今日はスキー積んでこなかったので滑りませんけど。

というわけで帰路、完結編もあることになったようです。






-