哲学の木

今夕のニュース。
美瑛町の「哲学の木」が伐採されました。

観光にやってくる人々のマナーが守られず、これまで幾度も警告していた哲学の木の土地所有者さん。
過去のニュースでも「マナーを守ってほしい」との訴えをしておられました。
農業を営んでおられ、木が生えているところは農地であり、個人の土地です。
火災や、繰り返しの落雷にも耐えて50年ほども経ている木で、その家の人たちのご神木であったそうです。
人がたくさん入り込むことによる踏み荒らしや病気の心配も大きかったでしょう。
数年前、木の幹に赤ペンキで大きくバツ印を書き、これ以上続くなら伐採すると進入禁止を宣言されていました。
しかし、それは守られず写真撮影のための畑への侵入はやまず。

そして今日、伐採されました。
悲痛なメッセージです。

「伐採跡を見に来ないでほしい。なかったことにしてほしい。」