がちょ~ん!は突きさす!完結編
倒れて怪我をしたと思った瞬間バキバキッ!
うっ!足がへんなかたち。
ビンディング外れない。タラリ。骨折?!
と最悪のイメージ。
まずいよね、これ。
誰でもいいそばにいる人、はずしてください!
すぐさまはずしてくれる人がありました。
「どなたか存じませんがご親切にありがとうございます。せめてお名前を。」
「いやいや、あっしはただの通りがかりのモンでござんす。」
といったとか言わないとか。あはは。
吐き気無し、血圧も急変しない、痛いだけなので骨折は無しと判断。
でもまったく自力で足を動かせない状態が続きます。
次の心配は靭帯か捻挫。
さて、立てるのか私、痛いぞ。
そしてここはコース上で危険。
何とか私のスキーをコース上方にバッテンにして突きさしてもらいたい。
ついでにポールもバッテンにして私の防護壁を…。
「がちょ~ん!!超短期久々ニセコ満喫スキー旅」で書きましたがここはヨーロッパ。
「大丈夫か?」
「レスキュー呼んだか?知らせるか?」
声をかけてくれる人はみんな英語圏の人なのでありました~!
日本人いないし。
「バッテンに突きさしてください。違う、板の横じゃなく面が滑走者に見えるように。バッテンですってば!」
まあかわいげなく助けてくれる人に指示するわけです。
英語圏の方、わかってくれてありがとう。
しかしね~、突きさすって英語でなんという?
帰宅して我が家の人間翻訳機にきいたらあっさり解決。
これで次は大丈夫!
と不穏な自信。
そのうち脚はなおっても性格は治らないってことかな。
感謝と反省はしておりますよ。はい。
思い出深い旅をありがとうございました!