きじひき高原キャンプ場 2017-9-19~21

さかのぼってきじひき高原キャンプ場の記事書きます。
道南にあるこのキャンプ場は夜景がきれいなキャンプ場という触れ込みです。
北斗市にありますがそこで夜景と言えば百万ドルの夜景(古い?)函館。



主目的はキャンプではなく、ず~と以前に何本か記事に書いた母のところへ。


かあちゃんは(実母ではありませんがしっかり母です)現在介護付きのケアハウスにいます。
死の淵を覗いていた当時が嘘のようです。
距離的にも経済的にも遠いのでなかなか会いに行けませんが会いたい。
で、当然のことながら宿泊はキャンプ場ということになるのです。
かあちゃんに会えてキャンプもできる、素敵な旅、始まります♪

19日02:00起床 03:30分出発
ゆっくり素早くいきましょう。
おりしも昨日強烈な台風が通過したばかりで、予報は雨。



伊達市あたりのパーキングエリアで休憩、陽が昇りいい天気じゃありませんか♪
南部は私のところより早くに天候回復の期待大です
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キャンプ場の大きな看板がありそこを曲がるとすぐにこれ さもありなん
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さらに登ってゆきます。
入り口看板から15キロくらいでしょうか。
08:30きじひき高原キャンプ場に到着
猛烈な風が吹き抜けてゆきます。
さすが台風一過、これは手ごわいぞ。

早くに到着してタープとテントを張り終えてかあちゃんのところに行き、できるだけ長い時間一緒に過ごすのがよろしい、と勝手に計画して管理棟へ。

「チェックイン1時からだよー。でも誰もいないから入っていいよー。」

あはは、いつも無料のところをうろうろしているのでチェックイン時間があるのを忘れれて。


キャンプ場は広いです。
海側をぐるっと写しましたが繋げ方がわかりませんのでイメージよろしく。


この丘は4段くらいに整地してあるテント設営地。
中ほどにある白い小屋はトイレです。
駐車場は左手、写っていないところ。
小さい丘に見えていますがなんの、充分独立したキャンプ場の広さがあります。
トイレ遠いっしょ?
水場はもっと左の写っていないところ、あはは。
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上の写真の右手小さい小屋を下の写真の右手につなげてね、バンガローです。
赤いパイロンが見えますが、あそこから手前側がテント設営用地。
ここは車乗り入れ可です。
むこ~のバンガローの傍に水場、トイレあります。
遠いっしょ?
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更につなげて、と。
街灯は少ないので星を眺めるには良いようです。
この側溝に添って杭打ちされており、右側が駐車場

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わかり辛いけどもっとつなげて半周。
駐車場と入り口方向です
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バンガロー直下にあるテント設営地、よさそうにみえま~す
が!
トイレ、水場はバンガロー傍にしかなく道なき崖を登って行き来するそうで。
管理人氏いわく「崖から転げて怪我して救急車呼ぶ人いるんだわ」
ポコンと浮かぶ島こそが函館山です
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崖下が一番風がよけられて夜景が見える位置のようですが車は崖の上に駐車です。
真夜中に崖を登るのも下るのも考えもの。
街灯が無いのは好きですがずぶずぶの崖夜道はいやだな~。


何はともあれ、2泊の料金を払いテント設営していかなくちゃ。
真っ暗になってからでは楽しくないから。
管理人「誰もいないから好きなとこ張ればいいっしょ。だけど風強いからねー」


パイロンのこちら側は水がはけていないことと景色がみえないのとで丘に移動。
きっと水がはけて景色がいい丘の上なら!
風は反対側に回り込めばきっと大丈夫。
管理人「リヤカーあるけど山の上だから無理無理。」

それから2時間ほど果敢に攻める私だ!
テント、タープ、設営道具を担いでこの丘の設営可能なすべての方向に行きました。
当然トライしてハンマーをふるいます。
大丈夫、ソロキャンでならしたこの私だ!


強風は何処までも私を追ってきます。
いいんだ、ターフとテントが飛びさえしなければ。
う~む。困難を極めておるわ。
じゃ、タープだけでもしっかりと。
固めのところを選んで追い風にして補助ロープを入れてようやく立ててもすぐに抜けてきそう。
タープはタープのかたちをしておらず大きなのけぞりの何やら。
たいていはそこまでもいきません。
むなしいぞ。
バタバタバタバタ、無理。
そして西のほうから怪しい黒雲が迫る。
こりゃイカンな。不在の間に全部空に持っていかれるわ。
一時休戦してやるわ!
と強がって諦める。

さすがの私も時間が無くなるのでまず車泊でもいいと覚悟を決めて下山します。
だって、母ちゃんに会いに来たんだから。
温泉もいっぱいあるしね、寒くても大丈夫何とかなるさ。
東は変わらず晴れてすがすがしい台風一過。
のはずの不穏な西空を抱えたきじひき高原をおりました。

管理人さん曰く
「いっつも風吹いてるんだわ。うちはそんなキャンプ場だから~」
今夜こそ目にもの見せてやる~。とまたしても強がって。

後半もあるよ♪