あ~あ、どさん子にアルマジロ


北海道は冬になりまして。
冬は水道が凍結するので「水を落とす」。
凍結しないように地中に水を下げてしまうといういい方でわかるかな?
最近の家屋は凍結しない施工がなされているのでこんなことはしませんがかつては毎日この作業をしたものです。


工房の蛇口 何も特別じゃないです
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「水を落と」さなければ水道管が凍結し、そして破裂。
必ずその日のうちに、水道業者さんをお願いしてでも解決せねばなりません。
だから、必ず、毎日「水を落とす」作業をします。
今でも外水道や簡易な建物の水道など寒気に影響される場所では必ず。

私はどさん子。
この掟を一度たりとも忘れたことはありません。
水道を凍結させたことは1回ありますがそれはかなりの寒冷地に暮らした時。
「水を落とし」ているのに凍結してしまう事がある地でのこと。
「水を落とし」忘れるなんてどさん子にはあるまじき事です。

なのに!
なのに私が!
どさん子のこの私が!
・・・忘れました。

23日の夜、制作終了時他のことに気をとられて工房を出ました。
そのままあがってしまい、何も気にせず翌朝工房に行き蛇口をみて??なんか変…。
蛇口につらら、なんで??

そこから水道復活まで他のことは考えられない。
ただもう夢中で、可能な限りの作業。
なにせ23日夜から24日朝にかけてのここの最低気温は氷点下10℃をこえていたので、なかば諦めつつも祈る気持ちで頑張りました。
一番最後に瞬間湯沸かし器がジワジワ正常に戻って一人歓声をあげました。

11月中に納品したい作品の釉薬かけに追われているときに、まったくびっくりしたなも~。



釉薬かけだ~
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今日ケリを付けられなかった3作を明朝からやりましょう
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出来次第残りの作品を窯詰め作業してすぐ点火。
明日も長い一日になりそうです。
がんばるぞ~!

それにしても「水を落とし」忘れるなんてどさん子にアルマジロ
真冬でなくて本当によかった。